回数券、コース契約、ホームケア商品のまとめ買い。サロンの売上を伸ばす提案ほど金額は大きくなります。現金のみだと、お客様は「今日は手持ちがないので次回に」となりがちです。
「現金のみ」は高単価メニューの機会損失になりやすい
キャッシュレス決済は、手数料というコストを払って「その場で決められる環境」を買うもの、と考えるとわかりやすいです。
3社の比較(2026年秋時点の目安)
| 項目 | Airペイ | Square | STORES決済 |
|---|---|---|---|
| カード決済手数料 | 3.24%(中小事業者向けプログラムで2.48%) | 2.50%〜3.25% | 1.98%〜(スタンダードプラン) |
| 端末代 | 20,167円(キャンペーンで無償貸与あり) | リーダー4,980円〜 | スタンダードプランは無償貸出 |
| 月額 | 0円 | 0円 | 0円〜(スタンダードは3,300円) |
| 入金 | 月3回または月6回 | 最短翌営業日(三井住友・みずほ) | 月1回自動、または手動で最短翌々日 |
| 向いているサロン | Airレジなどリクルート系サービスを使う | 1人サロン、資金繰りを重視 | 電子マネー比率が高い、決済額が大きい |
【要注意】回数券・コース契約は決済できないことがある
エステサロンがキャッシュレス決済を選ぶときに、いちばん見落としやすいのがここです。エステの回数券やコース契約は、金額と期間によって、決済サービス側で利用を制限されている場合があります。
これは、契約期間が1か月を超え、金額が5万円を超えるエステ契約が、特定商取引法の「特定継続的役務提供」にあたり、クーリング・オフや中途解約のルールが定められているためです。トラブル防止のため、決済サービスごとに独自の条件を設けています。
たとえばSquareでは、エステティック業界について次のような条件があります。
| サービスの価格(税込) | 有効期限 | Squareでの決済 |
|---|---|---|
| 50,000円以下 | 1年以内 | 利用できる |
| 50,000円以下 | 1年を超える | 利用できない |
| 50,001円以上 | 1か月以内 | 利用できる |
| 50,001円以上 | 1か月を超える | 利用できない |
高額の回数券・コースを扱うサロンさまへ
エステの回数券・コースに対応した決済会社をご紹介できます
本記事で紹介した3社の条件に合わない場合でも、JELでは、エステサロンの回数券やコース契約に対応した決済サービスをご紹介できます。「今のメニューでカード決済を使えるか知りたい」という段階でもかまいません。お気軽に公式LINEからご相談ください。
手数料の差は年間でどれくらい?
たとえば月のカード売上が50万円なら、手数料が1%違うだけで月5,000円、年6万円の差になります。決済額が大きいサロンほど、手数料率を優先して選ぶ価値があります。
反対に、開業直後で売上がまだ小さいなら、月額0円・端末が安いサービスで始めて、売上が伸びた段階で見直すのも合理的です。
サロンならではのチェックポイント

- 回数券・前受金の管理:レジや予約システムと連携できるか
- 会計ソフト連携:freeeやマネーフォワードに売上を自動で取り込めるか
- 予約システム連携:予約と会計を一元管理できるか
- 入金スピード:開業初期は「入金が早い」ことが資金繰りの安心につながる
現役オーナーの実感
現役サロンオーナー 石賀現金でのお支払いですと取引履歴が残らないため、税務上の管理や、現金の両替・管理にかかる運営コストなどを考慮し、当サロンでは基本的にキャッシュレス決済で運営しております。
カウンセリングから施術、そしてアフターカウンセリングまでを通して、「綺麗になりたい」「綺麗になる」と決意されたお客様に、できる限り負担なく通っていただくためにも、お支払い方法の選択肢を増やしていくことは、お客様ファーストを実現するための第一歩だと考えております。
まとめ
- キャッシュレス決済は「その場で決められる環境」への投資
- 手数料率・初期費用・入金スピードを売上規模に当てはめて選ぶ
- 迷ったら初期費用の低いサービスで1か月試す
JELのLINEでは、開業1〜3年目のサロンオーナー向けに、経営と集客の実践ノウハウを配信しています。






